【J2 第17節】V・ファーレン長崎vsファジアーノ岡山 2-3 終盤の追い上げも虚しく敗戦!連勝ストップ!!
4連勝と好調の長崎、一時は20位に沈むなど苦しい時期もあったが、ようやくプレーオフ圏内の6位に浮上。17節は、アウェイでの勝利に飢える勝点差4の岡山との対戦となった。
スタメンには前節負傷の角田に代って磯村、玉田に代ってイジョンホという布陣で挑む。
前半は序盤からアグレッシブさをみせたのは岡山。球際・セカンドボール争いでも岡山が上回り主導権を握られる。
そんな中、好調の呉屋が試合序盤に接触プレーで両鼻から大量の出血。鼻骨が折れたのでは?と思うほどその後も出血は止まらず、何度もピッチの外に出ては治療を受け、ボールを追い続ける。
呉屋大翔ごつかけんね!
しかし、選手間の距離感が悪く終始中途半端な状態が続く・・・。玉田と角田という両ベテランの不在が影響してるのかボールが収まらない。
そしてついに岡山が先制。
守備が崩されてたわけではないが、攻められ続けた結果、ボールがゴールに吸い込まれてしまった。
1点ビハインドを負った後半、反撃に出たい長崎。スペースを有効に使い、サイド攻撃を軸に攻撃力を上げてきた長崎。上々の後半スタートであった。
しかし、出鼻をくじかれ岡山の追加点を許す。カウンターからサイドを崩され完璧な失点。久しぶりにやられたという失点だ。
直後、長崎は畑と翁長を同時投入。これが功を奏し怒濤の反撃をみせる。
77分には亀川のクロスに呉屋が合わせるが、岡山GKが好セーブ。
長崎のポゼッションが多くを占めゲームを支配してくる。
が、前のめりになりすぎたのか、ここから岡山がロングカウンター。この日が誕生日のイヨンジェがバースデーゴールを挙げ3失点目。
それでもあきらめなかった長崎は、香川のクロスを胸でトラップした呉屋が左足を振り抜き5試合連続となるゴール!
やっぱり
呉屋大翔ごつかけんね!
さらに、攻め続ける長崎は90分にはCKを畑がニアですらし、ファーサイドで高杉が頭で押込み1点差に追い上げる。
終了間際には呉屋が絶好のチャンスを迎えるが、シュートは岡山のブロックにはじき返され、試合終了。
連勝は『4』でストップ。
ホームでは3月以来の手痛い敗戦を喫してしまった。
しかし、あの時間で0-3という完敗が濃厚の中、1点差に迫る意地は示してくれた。
2-3で敗れはしたものの、次節に繋がる試合と言えるだろう。
次節は、アウェイでの町田戦。呉屋の負傷が気になるところではあるが、後半の勢いのままに戦えれば勝利への可能性は高いはずだ。連敗をせずに前半戦折り返しまでに勝点を少しでも多く積み上げて欲しい。
《情報》
- 2019/6/8(土)
- 試合会場:トランスコスモススタジアム長崎
- 観客数:6,547人
- 天候: 曇り
《スターティングメンバー》
《得点》
- 後半34分:呉屋大翔
- 後半45分:高杉亮太
《交代》