【J2 第24節】鹿児島ユナイテッドＦＣvsV・ファーレン長崎 1-2 追い上げ振り切り連勝！
前節は、カイオとイバルボの新加入選手の活躍で上位・甲府を撃破し連敗から脱出した長崎。今節は下位の鹿児島相手にアウェイでの戦いになる。
長崎は更に補強として湘南から秋野選手を獲得。
J1への本気度が伝わってくる長崎フロント陣。選手間の競争意識も高まることで更なる相乗効果にも期待したい。
スタメンは、ボランチに中村北斗が移籍後初出場とサプライズ。カイオとのコンビとなる。イバルボは控えで2トップに玉田、呉屋のコンビ。左MFには今回も吉岡が先発となった。
前半、開始早々にカウンターからピンチを迎えるも、それをしのぐと長崎ペースになる。守備陣がしっかりとブロックをつくり、鹿児島にまったくチャンスを与えない。特に中盤下でカイオが仁王立ち。ハードワークもこなし相手にとっては大きな壁となった。
また、ボールを奪ってからの素早いショートカウンターが良かった。特に、縦パスからの玉田と呉屋の関係がよく相手ディフェンダーを翻弄。
先制点は、中村北斗のインターセプトから香川のセンターリングを吉岡が頭であわせてゲット。前半終了間際には、大竹の縦パスから呉屋が抜け出してシュート。キーパーが弾いたがそこに玉田が詰めていた。
久しぶりの、カモンゲットゴール！待ってました玉田！
玉田圭司、ごつかけんね！
前半を完璧といっても良い内容と2－0で折り返す。
しかし、後半は鹿児島がギアを上げてくる。前半はボールを持たせていたが明らかに後半は早いパス回しでボールを奪えない。幾度もピンチを迎えるが最終ラインと徳重が守り抜く。が、終了間際にPKを取られての失点。さらに幾度なくピンチを迎えるがなんとか逃げ切ることができ連勝となった。
後半押し込まれた内容は今後の課題となるが、全体的には良い内容であった。
今までの横パス、バックパスではなく、効果的な縦パスが増えたこと。
カイオが中盤で非常に効果的なパスを縦に両サイドに配球するこでバリエーションが増えたこと。
玉田と呉屋のコンビが良くなったこと。
ここにイバルボのコンディションが上がってくれば、脅威になること間違いない。
中村北斗のフル出場に加え、秋野選手の加入、幸野の復活と期待できる要素がまだまだ長崎にはある。
鹿児島には多くの長崎サポーターが乗り込み、ビジター席は売り切れの満席。
メインスタンドにもたくさんのサポーターがいた。
これは間違いなくパワーになったはずだ。
次節の愛媛戦も選手・サポーター一丸となって勝点3をゲットし、連勝の上昇気流に乗って一気に駆け抜けよう。
《情報》
- 2019/7/27(土)
- 試合会場：白波スタジアム
- 観客数：5,741人
- 天候： 晴
《スターティングメンバー》
《得点》
- 前半11分：吉岡雅和
- 前半44分：玉田圭司
《交代》
