【J2 第22節】水戸ホーリーホックvsV・ファーレン長崎 2-1 後半戦黒星スタート
前半戦を9勝8敗4引の勝点31の8位で折り返した長崎。8敗ながら好位置につけているのは混戦のJ2を象徴している。まだまだ昇格へ希望が持てる状況である。
それだけに大事な後半戦の初戦。上位6位以内のチームに勝てなかっただけに、後半は上位陣との戦いが非常に重要になってくる。
今節は、香川、高杉に代えて、翁長、イサンミン、澤田に代えて吉岡、出場停止の角田に代えて島田、玉田に代えて畑とスタメンを前節から大きく変更。
前半はいつものように慎重な戦い方となった。無理をしないパス回しからのロングパスという単調な攻撃となり、呉屋が孤立する場面が目立つ。良くない前半戦そのままだ。
お互いに決定機が少ない状態で前半終了。
後半になると水戸が攻勢をかけてくる。ホームサポーターの後押しを得てギアをあげる。
ミドルシュートからのスーパーゴールで水戸が先制すると、更にコーナーキックからのボレーシュートで更に失点。
途中交代の澤田に加えて玉田、長谷川を投入して3トップにした長崎。水戸も守備的になったこともり、長崎の時間帯が続くと亀川のセンタリングからGKが弾いたボールを長谷川がボレーシュートを決め1点をかえす。アディショナルタイムでは玉田のシュートも相手GKのファインセーブに阻まれる。
そしてこのまま、1-2での敗戦となった。
このままでは一年でのJ1復帰が厳しい状況となった長崎。後半終盤のように3トップとして攻撃力を高めるか、次節から出場できる途中補強のカイオ選手の起用、または復活した幸野選手を起用するなど、まだまだ策はある。呉屋を中心とした攻撃陣の立て直しが必須である。
首位と勝点差9。まだ諦める状況ではない。
次節はホームトラスタで甲府との戦い!正念場だ!
《情報》
- 2019/7/13(土)
- 試合会場:ケーズデンキスタジアム水戸
- 観客数:4,951人
- 天候: 曇時々雨
《スターティングメンバー》
《得点》
- 後半43分:長谷川悠
《交代》