【J2 第11節】V・ファーレン長崎vs鹿児島ユナイテッドFC 0-0 平成ラストマッチ、最下位鹿児島に辛くもドロー!
リーグ戦2連勝でホームに帰ってきたV・ファーレン長崎。3連勝を目指して最下位鹿児島との戦い。昨年J1から降格した長崎とJ3から昇格した鹿児島は、新九州ダービーとしての戦いとなる。
リーグ戦では、山口戦、岐阜戦、栃木戦と3試合で9得点。カップ戦のマリノス戦、コンサドーレ戦も2戦で5得点。合計すると5試合で14得点と攻撃陣は絶好調といっても良いだろう。
心配な点は、ルヴァンカップのコンサドーレ戦で6失点で敗れたこと。この敗戦がチームにどう影響しているか。また、ルヴァンカップ参加のハードスケジュールでの選手コンディションである。
開幕戦以来のホームでの勝利をサポーターに捧げて欲しい。
平成ラストマッチとなった今回のスタメンも、前節と変わらず。結果が出ているので当然だ。
前半は、風下の影響で鹿児島に押込まれる展開に。鹿児島のパスワークで何度もピンチになるが、GK徳重健太が仁王立ち!あまり目立って欲しくないのだが、やはり頼りになる男だ。長崎は、パスミスも目立ち前半良いところなし・・・。得点が全く取れてない時の雰囲気そのものだ。シュートシーンがほとんどなく前半終了。
後半は風上をうまく利用して攻勢にでると思われたが、鹿児島のペースで始まる。
長崎も、大竹の突破からチャンスを作ったり、呉屋がペナルティ内で2度ほど倒されてPKではというシーンもあったりと前半よりは期待が高まる。
しかし、イサンミンが負傷で想定外の交代、風上のはずが風が弱まったり、それよりないより鹿児島が調子良い。両サイドの香川、亀川が高い位置でボールに触る機会があきらかに少ない。セカンドボールも動きが鈍くてほとんど取れない。
試合終了間際は一方的に攻められ防御一線。危険なシーン、やられたというシーンが何度もあったが、辛くもスコアレスのドローで試合終了。
結果としては、最下位鹿児島相手に好調の長崎が完勝すると思っていたが、完全にゲームを支配され、よくぞ引き分けで終わってくれた!というのが正直な感想だ。
ホームでの勝利はお預けに。そして、平成ラストマッチは引き分けで終わった。
だが、リーグ戦4試合連続で勝ち点をゲットしたという結果としては上出来だと思う。
次回は、東京ヴェルディ戦!しっかりとコンディションを整えて欲しい。
《情報》
- 2019/4/27(日)
- 試合会場:トランスコスモススタジアム長崎
- 観客数:11,159人
- 天候:晴れ
《スターティングメンバー》
《得点》
- なし
《交代》
- 後半14分:イ サンミン→チェ キュベック
- 後半27分:玉田 圭司→イ ジョンホ
- 後半43分:新里 涼→吉岡 雅和