【J2 第26節】V・ファーレン長崎vsFC岐阜 1-3 最下位岐阜に屈辱の逆転負け!
前節、ホームで愛媛を迎えた長崎は、今季ワーストともいえる内容と結果で完敗。
不甲斐ない試合内容にサポーターからは大きなブーイングが飛んだ。
今節は、結果が出せずシーズン途中に監督交代が行われた最下位岐阜との戦いとなる。
長崎は前節からメンバーを4人変更。DFは累積警告で出場停止のイサンミンに代わり、徳永。ボランチには磯村が入り、FWは畑が4試合ぶりのスタメンとなった。
J1昇格争いに生き残りたい長崎と、岐阜はJ2残留に向けての生き残りを懸けて、互いに勝点3を欲する両者の戦いとなった。
開始早々の3分、左サイドからの澤田のクロスをゴール前で呉屋がうまく頭で合わせてゴール!長崎が得意とする先制の展開に持ち込んだ。
呉屋大翔 ごつかけんね!
前半序盤は流れの良さを見せる長崎だったが、岐阜も前戦の2トップが果敢に長崎ゴールに迫ってくる。しかし、シュートがポストを叩く、徳重のファインセーブなど、ゴールには至らない。
長崎もカウンターから何度か岐阜ゴールに迫るがリードを広げることができない。
徐々に岐阜がボールを支配し攻め込むと、前半終了間際、スルーパスに乱れたディフェンスラインを突かれ、ループ気味のシュートを鮮やかに決められ同点に追いつかれ、前半終了。
後半0分、香川に代えて翁長。
後半は岐阜のペース。後半3分、磯村が相手にボールを奪われると、豪快にミドルシュートを叩き込まれ逆転される。さらに後半12分にもスーパーゴールで3点目を決められる。
長崎も後半22分、カイオセザールからの縦パスに抜け出した呉屋がGKとの1対1からゴールへ流し込むがオフサイドの判定でノーゴール。
2点リードの岐阜は受けの姿勢。長崎はセットプレーを中心に決定機を迎えるがシュートが枠を捉えられず追い上げることができない。
後半30分、ビクトルイバルボを投入し、ゴール前での精度を補おうとするも、選手の攻撃意識がバラバラで岐阜の守りをこじ開けることができない。
アディショナルタイム、ビクトルイバルボのロングスローが呉屋に渡ると、相手をかわしてシュートを放つもGKのファインセーブでゴールならず。試合終了。
先制すれば高い勝率を誇っていた長崎だが、今季初の逆転負け。
下位チーム相手にホームでの連敗はかなりダメージの残る敗戦となった。順位も12位に下がった。
ここに来て、下位相手に連敗となった長崎。
J1への道のりは更に険しいものとなってきた。
まずは守備の立て直しが急務だ。2試合で7失点の反省を踏まえ、全員で守備の意識を再確認すべきだ。
次戦は、アウェイでの琉球戦。平和記念マッチとなる。平和と共に長崎の勝利への執念を届けて欲しい。
《情報》
- 2019/8/4(日)
- 試合会場:トランスコスモススタジアム長崎
- 観客数:6,864人
- 天候: 晴
《スターティングメンバー》
《得点》
- 前半3分:呉屋大翔
《交代》