【J2 第19節】V・ファーレン長崎vsモンテディオ山形 1-2 首位の山形相手にゲームを支配するも痛い敗戦!
連勝で上位に食い込んできた長崎だったが、岡山に敗戦、町田に2点先制するも追いつかれてのドロー、ルヴァンカップではガンバ大阪に完敗と結果がでないV・ファーレン長崎。今節は、首位の山形をホームに迎えての戦いとなった。
澤田が復活した右サイド、そしてボランチに角田、磯村と初コンビとなったスタメン。
6試合連続ゴールの呉屋は、今回もバットマンスタイル!
呉屋頼みの長崎。連続無敗8で首位の山形。
首位と6位のお互いに大事な一戦となった。
立ち上がり、珍しく長崎が押し込む展開。しかし、堅守からスピード溢れるカウンター攻撃で攻めてくる山形。いつもと異なる長崎の試合運び。今節は試合開始からゲームを支配しつつあった長崎だが、クロスからのこぼれ球を処理しようとしたボールが澤田の足に当たり、それが不運にも相手の足元に転がり先制を許してしまう。
直後にも山形の右サイド坂元が超特急ドリブルを磯村がエリア内で倒してしまい、PKの判定。これを冷静に富澤の逆を突いてしっかりと入れられ2失点目。
試合序盤にして2点を献上。長崎の悪い癖が出てしまった。
早い時間に2点を先制されたが、29分、細かいパス交換から澤田が左サイドでフリーに。インスイングのクロスを入れるとニアに飛び込んできた呉屋がペナルティーエリア内でわずかにタッチ。これがゴールに吸い込まれ7試合連続ゴールで1点差に追い上げ、流れを手繰り寄せる。
呉屋大翔、ごつかけんね!
このゴールを機にゲームは一気に長崎ペースになる。
後半はホームの後押しもあり長崎が一方的に押し込む展開。澤田と大竹の鋭いドリブル、亀川の質の高いクロスを軸にチャンスを迎えるが、山形の早いスピード集中した守備にゴールを割ることができない。
高さのある長谷川を投入し、前線にパワーを加える。
81分には香川のクロスから途中出場のイジョンホが頭で合わせるが、GKがギリギリのところでかき出しゴールならず。
幾度となくチャンスを演出するが、肝心の得点を決めきれずタイムアップ。
勝点を獲得できそうな展開だっただけに、悔しい敗戦となった。
内容は良かった長崎。しかし、勝てなかった長崎。終始、ゴールの匂いは感じさせたが最後の一本が決まらない。イジョンホ、長谷川、畑のフォワード陣の爆発が必要だ。
バットマン・呉屋も7試合連続ゴールが今のチームの支えとなっている。
新たな攻撃陣のヒーロー出現と堅守復活が再浮上のカギとなるのは間違いない。
前半戦も残り2試合。連勝して上位で後半戦へ折り返したところだ。
《情報》
- 2019/6/22(土)
- 試合会場:トランスコスモススタジアム長崎
- 観客数:7,574人
- 天候: 晴のち曇
《スターティングメンバー》
《得点》
- 前半29分:呉屋大翔
《交代》